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さあ〜クリスマスを目前に、怒濤のブログ更新で上海レポートしているえりかですよ〜!

ツアー最終日。
この3年間アカラを上海へ招致してくださった「風のモスケさん」こと、阪本敦さん
今年いっぱいで上海から杭州へ移動されることになり、本日は「モスケスペシャルファイナル(略してモスペ)」と題して、アカラの音魂と会場にいらした皆さんとの熱い想いを込めて、モスケさんを送別するというイベントと相成りました。
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昨年に続いて演奏させていただく、モスペの会場となる上海豊田紡織廠記念館
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そして送られるモスケさんが司会するという、モスケさんらしいお茶目な進行。
本日は「孤高の音楽職人」林さんがいらっしゃらない中で、じゅんが神の手を借りずに音響セッティング。
その間に私はモスケさんと打ち合わせ(結果セットリストの大幅変更&再構築、笑)。
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音響は本番前にセッティングしたままになる為、SE等での演出はないながらも、モスケさん送別のもと、また初めてアカラの音楽に触れに来てくださった方々に、出来る限り自分たちらしい世界を届けたいという思いで、ギリギリまで準備でアタフタして、なんとか間に合い?本番スタート。

モスケさんが特別に思い入れのある曲「燕になりたい」、二胡で有名な曲なので、アカラではこれまで敢えてやっていなかったのだけど、サプライズでアカラばーじょん歌有りで仕込んでいたのだが、ちょっとした手違いで演る前にご本人にバレてしまった(まあ、司会進行もモスケさんだから仕方なし)が、様子を拝見するに、多分喜んでいただいてたのではなかろうか。
「燕になりたい」の曲に続き、モスケさんによって、吉野弘さん作「生命は」の朗読がはじまった。

途中いろんな想いが交錯してか、モスケさん、何度か涙で言葉がつまる場面も。
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会場の皆さんももらい泣き。
詩の後半から、モスケさんが大好きなじゅんのオリジナル曲の「こもれび」が演奏された。
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モスケさんという人は、大人の男性としては大変素直で正直者なので、その真っ直ぐさに感動させられる。
いろいろ調節したり、バランスを取りながら過ごさなくてはいけない状況が自分に続いている中で、モスケさんの強烈な大人子供的人柄に直面すると、あぁ、野生を押し込めてバランスをとっていてはいけないなぁーと、自分の中のもっと原始的な部分、感じる部分に優しくしてあげないと‥と考えさせられる。
モスケさんはムチャ振りもするし、言ったことを全然覚えてなかったりすることもあるから、「阪本さんったら、も〜」と思う人は周りに少なからずいるのだろうなとは思うけど、それを遥かに凌駕する魅力があるので、皆な困りながらもモスケさんの風に巻き込まれたくなるのだと思う。

なんて考えながら「こもれび」の演奏を聴き、多分、もう100回は聴いたことあるのに、「じゅんよ、なんちゅう良い曲を作るのだ」と感心しきりだった。

自分の演奏としては、ざんねんながら本番でしくじる場面もあって苦い想いもあるけれど、これも大切な経験、必ず糧にしたい。

終演後、来て下さった方から「また上海にきてください!」と言っていただいたり、娘さんがファンになったと言ってくださる方がいらしたりと、お客さんの言葉に救われたりした。

そして打ち上げ会場に向かう風のモスケさんの背中を見ながら、「ムチャ振りも含めて、いつも貴重な経験をさせてくれてありがとう」とあらためて感謝するのでした。
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あれ〜?写真横位置だなぁー。

続く〜〜〜〜〜〜〜〜

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