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彫刻家で尼僧でアトリエBARのオーナーである福江悦子さんの個展でのセッションでした。

1時間くらいでしたが、大変濃密な時間でした。

なんと、演奏している私を粘土で作っていくという、すごい内容でした。終わるまで知らなかった、笑
こんな感じ。
お経を演奏してほしいとのことで、お経を歌って二胡でひきました。
呼吸がきこえてきそうな悦子さんの作品に囲まれながら、この日はいろんなものが見えたり、浮かんできたりしたので、わたしはそれを感じながら歌いながら泣いたり微笑んだりしてました。

最近、演奏でお経のオーダーをよくいただく。

わたしは僧侶の方のように読経の訓練をしているわけではない単なる演奏者なので、お経を音として掴んで、それを自分の器で鳴らしてみて、お経を自分自身に響かせる感覚や、器に鳴らしてみて浮かんでくる感情を素直に受け取って、それをまた音に託してみているという、感覚の循環呼吸みたいな行為をしてみている。

それが正解だとか間違いとかはあまり大きい問題ではなくて、無心で自分の器で音を鳴らせているか…というところが、なんだかとても大事な気がしてます。

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