アカラ 二胡と歌のライブat桜座 vol.3 ~スタッフ目線 ライブレポート~
今回の甲府公演を終えて、アカラ最強スタッフ(?)RIEがレポートをお届けします。
10月29日(日)、山梨・桜座でライブが行われました。
お陰様で桜座も3回目の公演になりました。
回を重ねるごとに楽しみにしてくださるお客様も多くなっていて早い段階でのSold Outにも関わらず、当日の朝までチケットのお問い合わせをいただきました。
チケットを手にできなかったお客様、本当にごめんなさい。
山梨のファンの方はもちろんですが、都心からのお客様も大勢いらしてくださいました。大型バイクで駆けつけてくださる方、ロード用の自転車で来て下さった方もいらっしゃいました。ビックリしましたが、有り難いなと感謝です。
今回はアカラの2人に加え キーボード、鳴り物:田中どぼん俊光
ギター:見田 諭
三味線、鳴り物:高橋 亮一
が、参加してくださり賑やか且つ深みのある音楽になりました。
舞台のスッと背の高いすすきも憂いを加えてくれていました。
紅一点、中川えりかの1部で着用した“赤”の衣装も華やかさと儚さを演出してくれたように思えました。
そんな幻想的な桜座でのセットリストは…
1. 響宴
2. 羇旅歌 (きりょか)
3. リンゴ追分
4. 羅刹鬼のボニータ
5. ひこうき雲
6. 麦星の唄~武田節~
7. 馬メドレー
8. はるのうた
~休憩~
9. 帰り道
10. はだしの路
11. ブッタかたん
12. 人間の島
13. 配達少年の朝
14. オオカミの月
en.1 おっさんスモーキン
en.2 花は咲く
目を!耳を離すことのできない2時間半でした。
私は立場上、スタッフとして冷静に舞台を見て皆さまにお伝えしなければ
いけないのですが…ここからはファン目線で~失礼します(*^_^*)
忙しいアカラがいつ、こんなに?って思うくらい新曲があって驚きました。
“響宴”ではアップテンポに変わったところで、こたにじゅんが二胡~板胡へ
スイッチしたり。
三味線の高橋亮一との“麦星の唱”では山梨の民謡“武田節”を折り込んでのバージョンで。武田節が聴こえた瞬間、客席からは「おーっ!」と、歓声が上がりました。地元の方にとっては嬉しい演出ですよね。(全国を周ったらたくさんのバージョンが出来そう…)
“ひこうき雲”は最高でした。最近は映画で使われたこともあり、よく耳にしますが二胡でのこの曲はオリジナルとはまた違うものでした。
個人的には泣けました(^_^;)
“帰り道”“配達少年の朝”は、こたにじゅんらしい曲だなと。こちらまでやさしい気持ちになれました。情景までも想像できるようでした。
“花は咲く”は、苦しいこと辛いことがたくさんあるけど、生きていたら楽しいことがまた廻ってくるのでは…なんて光を見せてくれるようでした。
大好きです。
中川えりかの歌もいつもと違う顔を見せてくれました。
“羅刹鬼のボニータ”のように大地を揺すぶる熱いエナジーを感じるもの。
“はるのうた”のように儚さの中にも大地から這い出そうとする力強さを感じるもの。
“リンゴ追分”はオリジナルの美空ひばりの良さを理解しきれない世代にとって曲にも美空ひばりにも興味を持たせてくれるものでした。なにより、中川えりかの艶っぽいのにためいきがでた!
“人間の島”は二胡から離れ、見田 諭のギターで聴かせてくれました。
お芝居を観ているような不思議な感覚を覚えました。
中川えりかの歌ってなんでこんなに自分の人生の片側に寄り添ってくれるのだろう?って、そんなことを思いながら聴き入りました。こんな風に思われる方ってきっと他にもいると思う!
“馬メドレー オオカミの月 ブッタかたん”など楽しい曲も盛り込まれていて、ずっと、ずっと、ずーっと聴いていたかったライブでした。
バックのミュージシャンたちも気心しれたいい関係の方たちばかりだったのでアカラのライブなんだけど、ひとつのグループのライブを聴いているようでした。
すばらしい仲間、あたたかいお客様に支えられているアカラは幸せものだと感じています。(スタッフ考)
そんなアカラに巡り合えた私たちも幸せものです。(ファン考)
地道にまじめに一生懸命、自分たちの音楽に取り組んできたアカラのこれから先にはたくさんの花々が光の中で咲いていることでしょう…
アカラ!最高!!
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