広州初ツアー「音魂」を終えて
広州ANAさんに招致していただき、今回実現した広州ツアー。
風モスさんのご縁で、また、その周りの方々のご協力があって、上海に続き、海外でアカラのワンマンライブを開催させていただくことができた。
その中で、沢山のエネルギーと、沢山の希望と、沢山の課題をいただいた。
どれもこれも、アカラの二人だけでは得られない、たいへん貴重なもの。
課題のひとつ。
これは日本でも海外でも同じ、「知っている曲を二胡で聴きたい」という思い。
そして、それらを聴かれた後の「こういうのを聴けて嬉しかった」という感想。
お客さん達の「知ってる曲」というのは、二胡にとても合う曲で、もう二胡でのスタンダードと言っていいくらい、既にいろんなプレイヤーにやり尽くされているものなので、私たちを含めオリジナリティを重視する演者なんかは、自分たちがあらためてそれらを演る必要性を感じられなかったりするのだけど、そういう考え方は、二胡を知っている人達だけの、視野の狭い考え方だったりする。
二胡を聞いたことのない人達や二胡を良く知らない人達にとっては、「良く知ってる曲を二胡で聴けること」がとても楽しみなことで、またそれが二胡を好きになるきっかけになったりするので、マイナーな二胡という楽器を、より多くの人達に知ってもらうには、テレビや映画でお馴染みの曲を演奏して聴いてもらうということは、とても重要なことなのだ。
私のようにアングラなタイプは、ついついマニアックな方向へ走りがちなのだけど、「それだけ」だとやっぱり広がらなくて、二胡の可能性や、アカラをより多くの人に認知してもらうためにも、また長い目で見ると、よりマニアックな世界を、歌と二胡で表現していけるステージを増やすためにも、多くの方々の知ってる曲を、アカラなりにアプローチしていく大切さをあらためて感じた。
風モスさんの言葉、「耳でなく、心で聴いてください。音魂を感じてください。」にふさわしい表現者でいたいと、あたらめて強く思った。
全ての人の音楽的志向が一元化されることなんてあり得ないけど、全ての人が持っている「魂の根底で感じる“音魂”」を、アカラの音楽として、表現として届けられたら。
その届け方、これからも試行錯誤して掘りおこしていかなきゃね。
番外編。
じゅんさんの顔って、大陸的なのね。
お料理を真剣にセレクトしてくれる男性陣。
真っ赤なカーテンが食欲をそそる、そして食べ物屋での写真多し(笑)
もう中学生になった莉〜ちゃん(左)。E-girlsに入りたいらしい。
成田空港、帰国時のじゅんさん。
とても良い香りのした南国の花。
ホテルであったウガンダ女性。熱狂的なロン毛LOVER。
ANA中国人スタッフさんと、莉〜ちゃんからのメッセージ。
「再見」(陳氏書院の展示品)
広州、また行きたい!
目指せ、ワールドツアー!!!!!
皆様、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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