2月が終わる
この間新年が来たと思ってたら、あっという間に2月の終わり。
早い、早すぎる。
さっき、近所のスーパーに買い物にいって、会計すませて袋詰めしてたら、レジ側でガタン!と大きな物音がしたので振り返ってみたら、高齢の男性が転倒されていた。
従業員はなかなか駆けつけず、しかもレジの研修でひとつのレジに2人いたりしたのに、誰も出てきて助けない。ご一緒に来られてた奥さんらしきご婦人が、男性を起こそうと手を引っ張っていた。
男性はかなり背の高い方だったので小柄な女性が腕を引っ張っても引き上げれないし、そもそも自分で起き上がれないのだから、腰にも力が入らない状態のはずで、だったらいくら手を引っ張っても立ち上がれるはずかない。
大丈夫ですか?と様子を見ながら近づいたら、ようやく店頭にいたガードマンの制服姿の男性がきてくれた…と思ったら、また手だけを引っ張って起こそうとしたので、思わず
「後ろから支えてあげないと!」と強い口調で言ったら、慌てて後ろにまわって支えて、ようやく起き上がることができた。
意識ははっきりされてたようで、うっかり買い物カートに寄っかかってしまって転倒されたようだった。
奥さんは「本当ごめんなさいね、ご迷惑を掛けてねぇ、、ごめんなさいね」としきりに謝られてた。
なんだか、いたたまれなくなってお店を出た。
お店を後にしてから、「頭は打たなかったのかな?すぐに動かして大丈夫だったのかな…」と心配になった。
色々考えてたら、なんだか歩きながら泣きそうになった。
年をとったら身体が思うように動かなくなったり、判断が鈍ったりするのは当たり前なんだから、人の手を煩わせてもいい。手伝ってもらったら「ありがとね、助かったよ」って言うだけで、謝らなくていい。
帰り道の公園、葉っぱのない木の枝が空に広がってた。
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